ハッカ油で風呂上がりをスッキリに!清涼感のメカニズムもまとめて解説!

ハッカ油で風呂上がりをスッキリに!清涼感のメカニズムもまとめて解説!薬剤師
薬剤師

肌に清涼感を与える物質、ハッカ油。

化粧品や入浴剤などに配合され肌に清涼感をもたらしてくれる物質、ハッカ油。ドラッグストアなどで原液が売っていますよね。

少し前、ハッカ油風呂が話題になりましたが、一体どんなお風呂なのでしょう?

  • ハッカ油を湯船に入れるとどうなる?
  • どうしてハッカ油に清涼感があるの?
  • 湯船に入れるハッカ油の量は?
モーリー
モーリー

ハッカ油風呂について解説していきます!

ハッカ油をお湯に入れると

お風呂2

適量のハッカ油を湯船のお湯に入れて入浴すると、

  • 不快な熱さを感じず入浴できる
  • 風呂上りに清涼感がありさっぱりする

といった効果があります。

ただし、ハッカ油を入れすぎると極寒を味わうことと、入浴時間が長くなる場合はしっかり水分補給をしないと脱水症状になってしまうことは注意しなければなりません。

このことに気を付けて夏の夜にハッカ油風呂に入浴すれば、

  • 風呂上がりに汗をかき続けない
  • 寝汗が減り熟睡しやすい
  • ハッカの香りが蚊などの虫よけになる

こんな素晴らしい効果を実感できますよ。

ハッカ油のスッキリメカニズム

 ヒトが冷感を感じる仕組み

ヒトが冷たいという感覚は、皮膚に冷たい物質が触れたときに皮膚の冷感センサーが、脳に「冷たい!」という信号を送ることで成り立っています。

この冷感センサーの名前は「TRPM8」というのですが、分かりにくいので冷感センサーのまま話を進めます。

この冷感センサーは、皮膚に26℃以下の冷たい物質が触れたときに、

冷たい物に触っている!

ということを脳に伝える仕事をしています。冷たい刺激を察知するわけです。

逆にこの冷感センサーが皮膚にないと氷などの冷たい物質を触っていても、

……。

冷たいという感覚がないので凍傷になってしまったりします。冷感センサーはヒトにおいて重要なセンサーの1つなのです。

 ハッカ油の冷感作用

ハッカ油が肌に触れると冷たく感じる理由は、ハッカ油に含まれるメントールという物質が皮膚の冷感センサーを刺激するためです。

メントール

冷感センサーを刺激するトリガーは冷たい物質に触れるということですが、もう1つトリガーが存在します。

そのトリガーとなる物質はメントールという物質です。

皮膚にメントールが触れると、皮膚に冷たい物質が触れていないにもかかわらず冷感センサーが刺激され、

冷たい物質に触っている!

という信号を脳に発します。

その結果何が起こるのかというと、皮膚についたメントールが揮発するまで26℃以下の物質が皮膚に触れ続けているという信号が脳に発信され続けます。

つまり、メントールが皮膚についてからしばらくの間、冷たいという感覚が持続するというわけです。

ハッカ油を入れる量

ハッカ油を湯船のお湯に加える量は、180Lのお湯に対して3~5滴ほどで十分です。ただ、ハッカ油を入れた後はお湯をきちんと混ぜるようにしましょう。

筆者は180Lの湯船のお湯に5滴のハッカ油を入れて朝から入浴したのですが、

お湯に入っている最中はそんな変わらないなあ……。

なんて考えていたのですが、湯船から上がると、

おお!涼しい!

シャワーの水圧で生まれる風にあたる部位がひんやりして心地よかったです。お風呂から上がっても汗がサッと引き、快適でした。

プラセボもあるのかもしれませんが、その日は狭い空間で空気循環も悪い薬局の調剤室でも快適に仕事をすることが出来ました。

暑がりのヒトには超オススメです。興味のある方はぜひお試しを!

まとめ

  • 湯船のお湯にハッカ油を入れて入浴すると、風呂上りすぐに汗が引いたり寝汗をかきにくくなり熟睡しやすくなったり虫よけになるといった効果が期待できます。
  • 冷たいという感覚は、26℃以下の物質に皮膚が触れたときに冷感センサーが刺激され、その信号が脳に送られることで成り立ちます。
  • ハッカ油は、メントールという物質が冷感センサーを直接刺激することで温度にかかわらず皮膚に冷感をもたらします。
  • お湯にハッカ油を加える量は、180Lのお湯に対して3~5滴ほどで十分です。ハッカ油を加えた後はしっかりお湯をかきまぜてから入浴するようにしましょう。
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