湯船につかると体内で何が起こる?健康効果などについて薬剤師が解説!

湯船につかると体内で何が起こる?健康効果などについて薬剤師が解説薬剤師
薬剤師

ババンババンバンバン、いい湯だな ♪

のんびりしたい……。そんなときはゆっくり湯船につかるに限りますよね。気分も身体もリラックスできます。

しかし、湯船につかるとなぜリラックスできるのでしょうか?

  • 湯船につかると身体にどんな影響があるの?
  • どうして湯船につかることが健康にいいの?
  • お湯の温度で効果は変わるの?
モーリー
モーリー

湯船につかるとどうなるか解説していきます!

湯船につかると

ヒトが湯船につかると、高温水圧浮力というお湯が持つ3つの性質によって、

温熱作用
 → 体が温まり血行が促進・自律神経の働きが変化
水圧効果
 → 水圧を受け身体が小さくなる
浮力効果
 → 身体にかかる重力が小さくなる

これら3つの効果が働き、私たちに健康効果をもたらすと考えられています。

もたらされる健康効果

お風呂

 温浴効果

湯船につかって身体が温まると、血行が促進自律神経の働きが変化します。

血液は、人体の働きに不可欠な酸素の運搬と体内器官の活動によって生じた老廃物の運搬といった超重要な働きを担っています。

ということは、血行が促進して体内器官に流れ込む血液の量が増えると、仕事に必要な酸素が供給され、不要な老廃物が除去されます。

筋肉の血液量が増えれば肩こりの解消、内臓の血液量が増えれば便秘の解消などの効果が期待できるわけです。

自律神経のはたらきの変化による健康効果については「お湯の温度での効果の違い」で詳しく紹介します。

 水圧効果

湯船の中では、お湯の持つ重さから水圧という圧力を受け、身体が小さくなります

なんと、お腹回りなら3~6cm、胸回りなら1~3cmほど小さくなるそうです。

すると体内には圧力がかかり、流れの緩やかな静脈血やリンパ液の流れがよくなることでむくみなどを解消する効果が期待できます。

 浮力効果

お湯の中では浮力を受けます。

日常生活を送るには、重力にしたがって2本の足で体重を支えなければなりません。数十キロの重さを支える……。あちこちに負荷がかかり、筋肉は緊張することとなります。

しかし、水中では浮力によって体が軽くなるので身体を支えるために必要な力が9分の1にまで減るといわれています。

日常で無意識にかかってしまう力が少なくなるので、凝り固まった筋肉をほぐす作用があると考えられています。

お湯の温度での効果の違い

お風呂2

お湯の温度での効果の違いとして、自律神経の働きがあります。

38℃前後のお湯につかると、副交感神経の働きが活発になり精神的に落ち着くため、リラックス効果がもたらされます。

一方、42℃前後の高温のお湯につかると、交感神経の働きが活発になり目の覚め覚醒状態となるため、リフレッシュ効果がもたらされます。

まとめ

  • ヒトが湯船につかると、高温水圧浮力というお湯の持つ性質から身体に様々な効果がもたらされます。
  • 温熱効果によって、血行の促進・自律神経の働きの変化が起こります。これによって、肩こりや便秘などの解消が期待できます。
  • 水圧効果によって、お湯の中では体内に圧力がかかります。これによって、むくみなどの解消が期待できます。
  • 浮力効果によって、お湯の中では身体を支える力が軽くなります。緊張した筋肉をほぐす効果が期待できます。
  • 38℃前後ではリラックス効果42℃前後ではリフレッシュ効果が期待できます。その日の気分によって温度を変えてみましょう!
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