経口補水液の効果って?作り方や使い方などについて薬剤師が解説!

経口補水液の効果って?使い方などについて薬剤師が解説!薬剤師
薬剤師

熱中症対策に、経口補水液。

気温が上がり熱くなってくると経口補水液がテレビCMで流れたりしますよね。

でも、経口補水液ってどんなものなのでしょうか?

  • そもそも経口補水液ってなに?
  • 経口補水液の使い方は?
  • 経口補水液の作り方は?
  • スポーツドリンクとの違いは?
モーリー
モーリー

経口補水液について解説します!

経口補水液とは

経口補水液1

経口補水液とは、水分・電解質の補給に用いる飲料です。有名どころでいうと大塚製薬の商品「OS-1」が経口補水液にあたります。

水分はそのまま水のこと、電解質とはイオンのことで、経口補水液に含まれる電解質はナトリウム、塩素が主なものになります。つまり塩分ですね。

経口補水液の使い方

経口補水液は、脱水状態の水分・電解質の補給に使います。

  • 下痢・嘔吐・発熱による脱水
  • 水分摂取不足による脱水
  • 過度の発汗による脱水

こういう場合に使うこととされています。

脱水症状になったときだけに使うの?
使う機会なくない……。

と思われる方もいらっしゃると思いますが、自分が脱水症状になりかけているかどうかの判別にも使うことが出来ます。

  • 健康な体 → 少ししょっぱい
  • 脱水状態の体 → 無味・甘い

無味や甘いと感じたときは経口補水液をたっぷり飲んで水分と電解質を補給するようにしましょう。

アウトドアな環境に遊びに行く時などは、経口補水液を1本持っていくと脱水症状を予防することが出来ますよ。

そんな使い道もある経口補水液、身近なもので試してみたいけどOS-1は税込200円ほど……。

でもお試しで買うにはちょっとお高いわね?

という声にこたえて、簡単な経口補水液のレシピを紹介します。

経口補水液の作り方

経口補水液2

経口補水液の作り方はいたって簡単、塩と砂糖を量って水に溶かすだけです。

経口補水液に必要なもの
  • 水 500 mL
  • 塩 1.5 g
  • 砂糖 9 g

500mLのペットボトルに水を入れ、量った塩・砂糖を混ぜて完成です。……完成です!

原価はほぼゼロ、少しの手間で経口補水液が作れるので汗をかく日などは作って持っていくと良いですよ。

さらに、上のレシピに追加してレモン汁などで風味を付けると飲みやすくなります。

ちなみに、経口補水液に使う塩は食塩のみのものにしましょう。うま味調味料である味の素はグルタミン酸が含まれているため、身体の脱水状態にかかわらずいつ飲んでも甘い液体が出来上がってしまいます。

スポーツドリンクとの違い

経口補水液とスポーツドリンクの違いは、塩分・糖分の濃度です。

塩分の比較 (500mL中)
  • 経口補水液:1.5 g
  • スポーツドリンク:約 0.6 g

となり、経口補水液の方がたくさん含まれています。

糖分の比較 (500mL中)
  • 経口補水液:9 g
  • スポーツドリンク:約 30 g

となり、スポーツドリンクの方がたくさん含まれています。

日常生活における水分・電解質の補給ではスポーツドリンクを使い、脱水状態になるような環境下での補給では経口補水液を使うのが適していると言えます。

しかし、どちらも過剰に飲むと塩分・糖分を過剰に摂取することになるので飲みすぎ注意です!

まとめ

  • 経口補水液とは、水分・電解質を補給するために用いられる飲料のことです。代表的なものにはOS-1があります。
  • 経口補水液は、脱水状態で水分・電解質が不足しているときに使います。それだけでなく脱水症状の判別にも使うことができ、味を無味や甘く感じるときは脱水症状が疑われます。
  • 経口補水液は、水 500mL・塩 1.5g・砂糖 9g を混ぜると出来上がります。レモン汁などで風味付けすると飲みやすくなります。
  • スポーツドリンクとの違いは、塩分・糖分の量です。経口補水液は塩分が多く、スポーツドリンクは糖分が多く含んでいます。
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