ポリフェノールの効果とは?種類や多く含む食材もまとめて解説!

ポリフェノールの効果とは?種類や多く含む食材などもまとめて解説薬剤師
薬剤師

様々な効果を持つ成分、ポリフェノール。

抗酸化作用などたくさんの効果を持つ物質、ポリフェノール。サプリメントなどでたくさんの健康効果が記されていますよね。

そんなポリフェノールですが、一体何者なのでしょうか?

  • そもそもポリフェノールってなに?
  • ポリフェノールにはどんなものがあるの?
  • それらにはどんな効果があるの?
  • ポリフェノールを多く含む食材は?
モーリー
モーリー

ポリフェノールについて解説していきます!

ポリフェノールとは

ポリフェノールを含む食材

ポリフェノールとは、植物が光合成をすることで生成する色素や苦みを持つ成分です。

機能面を一言で説明すると、水に溶ける抗酸化物質です。ちなみに、油に溶ける抗酸化物質はカロテノイドという物質に分類されます。

ポリフェノールという名前は、複数を意味するポリにフェノールという物質の名前がくっついて出来ています。

つまり、ポリフェノールはフェノールという物質がいくつか結合してできた物質ということになります。

ポリフェノールとは

つまり、ポリフェノールというのは1つの物質の名前ではなく、ポリフェノールに分類される物質の総称というわけです。

下で紹介するようにたくさんの種類を持ち多くの効果を持つポリフェノールですが、水に溶けやすいという性質によって摂取した大半はすぐに尿とともに体外へ排出されます。

なので、身体の健康効果を期待してポリフェノールを摂取するのであれば、毎日コンスタントに摂取し続ける必要があります

代表的なポリフェノール

代表的なポリフェノール

ポリフェノールはいくつかの物質の総称です。ここからは、その中でも代表的なポリフェノールに分類される物質を紹介していきます。

ポリフェノールは類似した構造・効果を持つ化合物がたくさん存在するので、総称でまとめないとやってられないのですね……。

 アントシアニン

アントシアニンは、ナスやブドウ、ブルーベリーの果皮などに含まれる紫色の色素です。確かに今あげた植物って全部紫色ですよね。

アントシアニンは、目の疲労を和らげる効果があります。

目の網膜に存在するロドプシンという、ものを見るのに必要な色素を活性化することで目のピント機能を回復させてくれます。

 イソフラボン

イソフラボンは、大豆に含まれるポリフェノールです。

イソフラボンは、骨粗しょう症の予防更年期症状の緩和という効果があります。

イソフラボンの構造は女性ホルモンであるエストロゲンの構造と類似していて、それゆえに似たような効果も発揮します。

エストロゲンの効果
  • 骨からカルシウムの溶出を抑える
     → 骨粗しょう症の予防
  • 月経周期の維持
     → 身体の様々な臓器の機能調節
エストロゲン・イソフラボン

イソフラボンの持つ効果については、研究によって化学的な根拠が明らかになっているため、特定健康食品に定められています。

 カテキン

カテキンは、茶葉に含まれる苦味・渋味成分です。

カテキンは、とても多くの効果を持っており、

  • 抗菌作用
  • 血圧上昇抑制作用
  • コレステロール抑制作用
  • 脂肪燃焼の促進作用

このようなものがあります。

β酸化関連酵素という脂肪の代謝をする酵素をたくさん生成させて、脂肪の分解を促進することで効果を発揮させます。

カテキンの持つ効果についても、研究によって化学的な根拠が明らかになっているため、特定健康食品とされてます。

 ケルセチン

ケルセチンは、タマネギなどに含まれる黄色の色素です。

ケルセチンは、抗酸化作用抗炎症作用を持っています。

ケルセチン自身が進んで酸化を受けることによって、他の物質が酸化されるのを防ぎます。

 クロロゲン酸

クロロゲン酸は、コーヒーに含まれる苦味成分です。別名・コーヒーポリフェノールともいわれています。

クロロゲン酸もたくさんの効果を持っており、代表的なもので抗酸化作用脂肪の分解を促進する作用などがあります。

脂肪酸を合成するアセチルCoAカルボキシラーゼという酵素を邪魔することで脂肪酸の合成を抑えたりすることで効果を発揮します。

クロロゲン酸の持つ効果についても、研究によって化学的な根拠が明らかになっているため、特定健康食品とされてます。

まとめ

  • ポリフェノールとは、植物が光合成をすることで生成する色素や苦みを持つ成分です。また、水に溶けやすい抗酸化物質なので、健康効果を期待して摂取する場合は毎日摂取し続ける必要があります。
  • ポリフェノールはいくつかの物質の総称で、効果などによっていくつかに分類されています。
  • アントシアニンは、ナスやブドウ、ブルーベリーの果皮などに含まれる紫色の色素で、目の疲労回復の効果を持ちます。
  • イソフラボンは、大豆に含まれるポリフェノールで、骨粗しょう症予防効果更年期症状緩和効果があります。
  • カテキンは、茶葉に含まれる苦味・渋味成分で、抗菌作用コレステロール上昇抑制作用をはじめたくさんの効果を持ちます。
  • ケルセチンは、タマネギに含まれる黄色の色素で、抗酸化作用抗炎症作用を持ちます。
  • クロロゲン酸は、コーヒーに含まれる苦味成分で、抗酸化作用脂肪分解促進作用など様々な効果を持ちます。
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