【香りの原料】カモミール・ジャーマン【解説記事】

【香りの原料】カモミール・ジャーマン【解説記事】香りの原料
香りの原料

香りの雑貨ブランド「Ph.fume」のブログ、香りの原料について紹介していくシリーズ記事です。

このシリーズでは香料の原料となる動植物やその精油について、以下のことを紹介していきます。

  • プロフィール
  • 精油について
  • 心身への働き
  • 注意事項
  • 使用している商品

今回はハーブティーに利用され、世界中で親しまれているカモミール・ジャーマンについて見ていきましょう。

プロフィール

カモミール・ジャーマン
英名German Chamomile
学名Matricaria chamomilla
科名キク科
種類一年草
産地ドイツ, フランス など

香料の原料に利用されるカモミールは2種類存在するよ!

今回紹介するカモミールはカモミール・ジャーマン。キク科の中のシカギク属に属する植物です。
ちなみにもう一種のカモミールであるカモミール・ローマンはキク科カミツレモドキ属に属します。

世界中でハーブティーに利用されており、たくさんの人に愛されているハーブです。

精油について

抽出法

カモミール・ジャーマン精油
部位
抽出法水蒸気蒸留法

花を蒸気で蒸して精油を抽出するよ!

カモミール・ジャーマンを水蒸気蒸留法で蒸留すると、精油中の成分が変化してカマズレンという物質が生成します。

あくまで水蒸気蒸留を行うことでのみ生成する物質なので、ハーブティーの抽出ではカマズレンは生成しません。

成分

カモミール・ジャーマン精油の成分

カマズレンは青色の色素よ。

α-ビサボロールオキサイドは少しのスパイシーな風味を持つフローラルの香りβ-ビサボロールオキサイドはさわやかなシトラスの香りを持つとされています。

水蒸気蒸留を行うことによって生成するカマズレンですが、なんと濃い青色を持つ色素なのです。

なのでカモミール・ジャーマンの精油は綺麗な青色に色付いています。

精油はカマズレンを含むから青色になるけど、ハーブティーはカマズレンを含まないから青色にはならないわ。

香り

カモミール・ジャーマン精油の香りは……

主観でいうと……

甘い花の香りとさわやかな草の香りをいいとこどりしたような香りだよ!

さっぱりとしたハーバルの香りの中にやさしく甘いフローラルの香りが溶け込んでいるとても上品な香りです。

ハーブティーとして広く愛されている理由がよく分かるよい香りを持っています。

香りが揮発しやすいから香水ではトップ~ミドルノートとして利用されるわ。

文字だけで伝えるのは難しい香り……興味を持っていただけましたら、ぜひカモミール・ジャーマンの香りを軸にした香粧品を手に取ってお試しください。

心身への働き

こちらで紹介する作用はアロマセラピーを適切に行った場合に期待できるものです。
カモミール・ジャーマン精油を用いた物品がこれらの作用を持つと保証するものではありません。

心への働き神経バランス調整, 鎮静
身体への働き抗炎症, 鎮痒, 皮膚細胞成長促進 など

かゆみや炎症を抑える作用があるから乾燥肌・敏感肌のケアに利用されることもあるわ。

カモミール・ジャーマン精油に含まれる「~オキサイド」という成分は抗炎症作用を持っています。

そのため、ヨーロッパ圏では化粧品によく配合されているそうです。

注意事項

キク科アレルギー

カモミール・ジャーマンは、ブタクサやヨモギなどと同じキク科に分類される植物です。

香りを嗅ぐ程度では身体に反応が起こることはまれですが、キク科アレルギーをお持ちの方がお茶として飲んだり身体に直接塗布をするアロママッサージを行うと悪心アレルギー反応が生じる恐れがあります。

なので、キク科アレルギーをお持ちの方はカモミール・ジャーマン精油を含む物品を使用する際は注意を払う必要があります。

使用している商品

・Blue Rose
・Mellow Freesia
・Mr.Citral
・Soyeux Savon

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