香水のノートってなに?3つのノートの違いを解説!

香水のノートってなに?3つのノートの違いを薬剤師が解説香料
香料

香水の香り立ち、ノート。

香水の特徴を説明するときに使う用語の1つ、ノート。香水を使う人も使わない人も聞いたことのある言葉ではないでしょうか?

しかし、香水のノートとは一体どのようなものなのでしょうか?

  • 香水のノートってなに?
  • どうやって区別されているの?
  • どんな香りがどのノートになるの?
モーリー
モーリー

香水のノートについて解説していきます!

香水のノートとは

香水

香水のノートとは、時間の経過によって変化していく香りのことです。

香水には、何百何千の香りを持つ化合物を含んでいるので、時間が経つにつれて複雑に香りが変化していきます。

こうして変化していく香りは、トップノートミドルノートラストノートの3つに分けられます。

DIOR(ディオール)というブランドの代表作・MissDior(ブルーミングブーケ)は、

  • トップノート:ベルガモット
  • ミドルノート:ローズ、ピオニー
  • ラストノート:ホワイトムスク

このような構成の香水になっています。

数えきれないほどの香水がこの世にはありますが、実はその香水を作るノートごとの香りはある程度共通しています。

じゃあなんで香水の香りは同じものがないの?

その理由は、香りごとの配合比が違うことや同じ名前の香料でも少し違う香りのものがあることが原因です。

トップノートによく使われるベルガモットですが、原料となる香料のメーカーによって含まれる成分が違うので少しずつ香りが異なります。

原料の香料の香りやそれらの配合比など、香水の香りを構成する要素は無限にあるのでレシピなしに同じ香水を再現するというのは至難の業なのです。

トップノート

トップノート

トップノートとは、香水をつけて1番初めに感じる香りのことです。香水をつけてから5~10分ほど香ります。

トップノートを構成する香りを放つ香料は揮発性が高いということが特徴的で、そのために香りが10分ほどしか持続しないのです。

レモンやベルガモットといった柑橘類などのさっぱりフレッシュな香りが多いです。

ミドルノート

ミドルノート

ミドルノートとは、香水を作るうえで1番の骨組みになる香りのことです。ハートノートともいわれるほど重要な香りになります。

こちらは、香水をつけてから30~2時間ほど香ります。

ミドルノートを作る香りが香水の個性を作るといっても過言ではなく、香水を選ぶときは、ミドルノートが自分の好みかどうかを考えるとミスマッチが起こりにくいです。

ローズやジャスミンといったフローラルベースの香料をはじめ多くの香料がミドルノートを作ります。

ラストノート

ラストノート

ラストノートとは、香水をつけてから2時間以降の香りが消えるまで香る残り香のことです。肌の上に残留し、その人独自の香りを構成します。

ラストノートを構成する香りを放つ香料はトップノートの香料と真逆の性質を持っており、揮発しにくく深みのある落ち着いた香りを放ちます

アンバーやムスクといった動物性の香料やサンダルウッドなどのウッディベースの香料がラストノートを作ります。

まとめ

  • 香水のノートとは、時間の経過によって変化していく香りのことです。時間経過により、トップノート・ミドルノート・ラストノートの3つに分類することが出来ます。
  • トップノートとは、香水をつけて1番初めに感じる香りのことです。レモンやベルガモットといった柑橘類の香料がトップノートを作ることが多いです。
  • ミドルノートとは、香水を作るうえで1番の骨組みになる香りのことです。ローズやジャスミンといったフローラルベースの香料をはじめ多くの香料がミドルノートを作ります。
  • ラストノートとは、香水をつけてから2時間以降の香りが消えるまで香る残り香のことです。アンバーやムスクといった動物性の香料やサンダルウッドなどのウッディベースの香料がラストノートを作ります。
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