エプソムソルトとは?欧米でメジャーな入浴剤について解説

エプソムソルトとは?欧米でメジャーな入浴剤について解説薬剤師
薬剤師

入浴剤コーナーの隅の方に置かれている、エプソムソルト。

知名度の低い入浴剤、エプソムソルト。初めて聞いた方もいれば、ドラッグストアなどの入浴剤コーナーの端っこの方にぽつんと置かれている物を見たことのある方もいらっしゃるのでしょうか?

そんなエプソムソルトですが、一体何者なのでしょう?

  • エプソムソルトってなにもの?
  • バスソルトとの違いは?
  • どんな効能があるの?
  • 浴槽に影響はないの?
モーリー
モーリー

エプソムソルトについて解説していきます!

エプソムソルトとは

エプソムソルトは欧米、つまりヨーロッパやアメリカで使われている入浴剤のことです。

入浴剤と聞くと色々な成分が含まれていると思われるかもしれませんが、エプソムソルトというものは硫酸マグネシウム単体を指す言葉になります。

エプソムソルト
エプソムソルト

こんな構造の物質です。純粋なエプソムソルトは白いザラザラした粉末で、外見は塩に似ています。

純粋なエプソムソルトには香りも発泡作用もないので……期待に胸を膨らませすぎるとちょっとだけがっかりするかも?

しかし、アロマオイルや発泡剤を加えることでバスボムのように楽しめる物を作れたり、身体に良い効能をもたらしてくれるので後ほど詳しく紹介しますね!

バスソルトとの違い

日本でメジャーな入浴剤といえばバスソルトではないでしょうか?入浴剤コーナーでよく見かけるバスソルト、その主成分はです。こちらはソルトの名の通り塩化ナトリウムが主成分なのです。

バスソルト
バスソルト

皆さまご存じの通り白いザラザラした粉末ですよね。なめるとしょっぱいです。

このバスソルトに重曹、クエン酸などを混ぜて固めるとバスボムになります。アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸が湯の中で中和反応を起こして二酸化炭素が発生、泡がシュワシュワ出てくるわけです。

効能

エプソムソルトの効能
エプソムソルトの効能

エプソムソルトは湯に溶けると硫酸イオンマグネシウムイオンに分解します。どちらも温泉で見たことのある成分ではないでしょうか?

これらの成分によってエプソムソルトは高い温浴効果を示します。体温を上げる作用ですね。

体温を上げることにより血流がよくなり、血流がよくなることによって筋肉や内臓へ良い影響を及ぼします。

例えば凝り固まった筋肉に血液が流れることで肩こりや腰痛が解消したり、内臓に血液が流れることで便秘が解消したりします。

さらに、体温上昇により発汗が促され、体内の水分量が減ることでむくみの解消も期待できます。

このように数多くの効能があります。興味のある方はレッツトライです!

浴槽への影響

エプソムソルトは、バスソルトに比べて浴槽への影響が極めて小さいというメリットを持っています。

バスソルトをお湯に入れただけでは浴槽へのダメージはほぼありません。お湯を張ってバスソルトを入れて入浴したあと、お湯を捨てれば問題はありません。

しかし、バスソルトを溶かしたお湯に追い炊き機能を使うと、バスソルトに含まれるがお湯を取り込む配管や給湯器に使われる金属をサビさせてしまのです。こうして金属が劣化すると、水漏れなどの不具合を引き起こしてしまいます。

一方、エプソムソルトには塩などの浴槽周辺の設備を劣化させる成分を含まないため、追い炊き機能はもちろんジェットバス機能でも安全に使用することが出来ます。

まとめ

  • エプソムソルトは欧米でメジャーな入浴剤のことで、硫酸マグネシウムからなる粉末のことを指します。
  • バスソルトはその名の通り塩化ナトリウムからできており、エプソムソルトは硫酸マグネシウムからできています。
  • エプソムソルトは湯に溶けると硫酸イオンマグネシウムイオンに分解し、それらが体温を上げる作用を示し肩こりや腰痛、便秘やむくみの解消といった効能を示します。
  • エプソムソルトは、金属を劣化させる塩を含まないため追い炊き機能やジェットバス機能を使うことが出来ます
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