ユーカリとは?香りや成分について解説!

ユーカリとは?香りや成分などもまとめて解説香料
香料

コアラのご飯、ユーカリ。

コアラの木として親しまれている樹木、ユーカリ。筆者はいつもコアラとパンダがごっちゃになってしまいます。

そんなユーカリですが、一体何者なのでしょう?

  • そもそもユーカリとは?
  • どうやってユーカリから香料を抽出するの?
  • ユーカリの香料ってどんなもの?
  • ユーカリの香りを作る化合物って?
モーリー
モーリー

ユーカリについて解説していきます!

ユーカリとは

まずは、ユーカリのプロフィールについて見ていきましょう。

ユーカリ

分類:フトモモ科ユーカリノキ属
産地:オーストラリア
香料の由来:葉
用途:歯磨き粉やトイレタリー用品の香り付け

ユーカリは、フトモモ科に属する樹木です。皆さまご存じ、あのユーカリです。

ユーカリにはとても多くの種類が存在し、その数なんと640種!
そして、その中でも香料の原料として利用されるユーカリだけでも20種も存在するのです。

今回は香料の原料としてメジャーな「globulus」という品種について紹介していきます。

1年を通して幹や枝に葉をつける常緑樹で、数十mにまで成長する樹木です。成長がとても早いのも特徴で、産地のオーストラリアでは建築材料としても利用されています。

ユーカリという名前は、英語名の「ユーカリプタス」を縮めて呼ばれたものです。そして、ユーカリプタスという名前は、ギリシア語で「強くや良く」を意味するユーと「覆った」を意味するカリプタスから、乾燥地でも良く育ち大地を緑で覆うことを由来として付けられたと考えられています。

ユーカリの香料

 抽出法

ユーカリの香料は、ユーカリの葉水蒸気蒸留法を用いることで抽出されています。

ユーカリの葉100gに対して、抽出される香料は0.75~1.25gほど。希少な天然香料の中では平均的な抽出率となっています。

 香料の特徴

ユーカリの香料

ユーカリの香料は、刺激とクセのある草木の香りをもっています。鼻の奥にまでガツンと届くはっきりとした香りです。

ユーカリには抗菌や抗炎症作用などを持ち、その作用は他のハーブ類と比較しても強力なもので、ユーカリの木を伐採するとマラリアなどの感染症が増加するといわれているほどです。

強力な抗炎症作用を利用して花粉症などの鼻づまりに対して、ユーカリの香料を蒸気にして嗅ぐことで症状を緩和させる療法も存在します。

また、虫を寄せ付けない香りでもあるため、虫よけスプレーにも配合されることの多い香料です。

香りを作る化合物

ユーカリの香りは、1,8-シネオールα-ピネンなどの化合物から作られています。

1,8-シネオール・α-ピネン

ユーカリの香料の70~80%は1,8-シネオールが占めています。なので、調合香料を作るときに用いられる1,8-シネオールの原料としても利用されることがあります。

ちなみに、ユーカリは種類ごとに香料の主となる成分が異なっていることも特徴的です。

「citriodora」という種類ではシトロネラールという化合物が、「macrathuri」という種類では酢酸ゲラニルという化合物が香料の大半を占めています。

まとめ

  • ユーカリは、フトモモ科の樹木です。ユーカリには640種もの種類が存在し、その中で香料の原料として利用されるものだけでも20種もの種類が存在します。
  • ユーカリの香料は、ユーカリの葉水蒸気蒸留法を用いることで抽出されています。抽出率は0.75~1.25%と平均的な数値となっています。
  • ユーカリの香料は、刺激とクセのある草木の香りをもっています。強力な抗菌・抗炎症作用を持ち、花粉症などの鼻詰まり解消に利用されることもあります。
  • ユーカリの香りは、1,8-シネオールα-ピネンなどの化合物から作られています。ユーカリの香料の70~80%ほどを1,8-シネオールが占めるため、調合香料における1,8-シネオールの原料としても利用されています。

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