ゼラニウムとは?香りや成分もまとめて解説!

ゼラニウムとは?香りや成分などもまとめて解説香料
香料

たくさんの調合香料を構成する香りの一つ、ゼラニウム。

ガーデニングで有名な植物、ゼラニウム。どちらかというとアロマよりガーデニングでゼラニウムを知った方の方が多いのではないでしょうか?

そんなゼラニウムですが、どんな植物なのでしょうか?

  • そもそもゼラニウムってなに?
  • どうやってゼラニウムから香料を抽出するの?
  • ゼラニウムの香料ってどんなもの?
  • ゼラニウムの香りを作る化合物って?
モーリー
モーリー

ゼラニウムについて解説していきます!

ゼラニウムとは

まずは、ゼラニウムのプロフィールについて見ていきましょう。

ゼラニウム

分類:フウロソウ科テンジクアオイ属
産地:南アフリカ、中国
香料の由来:葉
用途:調合香料・香水の原料

ゼラニウムは、テンジクアオイ属という属に分類される草花です。他に有名なテンジクアオイ属の植物がないので、ご存じない方はイメージが付きにくいかもしれませんね……。

草丈は大きいもので1メートルほどになり、温度が適していれば3月~12月まで色とりどりの花を咲かせる植物で、栽培のしやすさからガーデニングでは初心者向けとされ広く親しまれています。

ちなみに、香料の観点で最もメジャーなゼラニウムはバラのような香りを持つローズゼラニウムですが、アップルゼラニウムやココナッツゼラニウムなどの他の植物に似た香りを持つゼラニウムも存在します。

今回の記事では、バラによく似た香りを持つローズゼラニウムについて解説していきますね。

ゼラニウムの香料

 抽出法

ゼラニウムの葉

ゼラニウムの香料は、ゼラニウムの葉水蒸気蒸留法を使うことで抽出されています。なんと、バラの花の香りに似ているのにゼラニウムの香料は葉から抽出されるんですね。

抽出率は低く、ゼラニウムの葉100グラムに対してゼラニウムの香料は0.1~0.3グラムしか取れません。

しかし、咲く時期が決まっていて株につく数も少ない花に比べ、葉は株にたくさん生えているので比較的香料は抽出しやすいと考えられます。

 香料の特徴

ゼラニウムの香料は、バラの花によく似た香りを持っています。

ゼラニウムの香りは、身体のあらゆるバランスを調節し、ホルモンバランスから精神的なバランスまで整える効果があると考えられています。

上品なフローラルな香りを持つため、多くの調合香料の原料として利用されています。

悲しいことに、バラの香りに似ている性質を悪用して高価なバラの香料の偽装・かさましに使われることもあるそうです。

香りを作る化合物

ゼラニウムの香りは、シトロネロールゲラニオールという化合物が主となって作られています。

シトロネロール・ゲラニオール

これらの化合物はバラの香りを作る化合物でもあり、なんと香料に含まれる分量まで似通っているのです。それはバラの香りがして当然といった感じですよね。

ちなみに、ゲラニオールはゼラニウムから発見された化合物で、ゼラニウム(geraniumu)から採れるアルコールということでゲラニオール(geraniol)と名付けられました。(olはアルコールの意)

まとめ

  • ゼラニウムは、テンジクアオイ属に含まれる草花です。幅広い開花時期や育てやすさからガーデニングにおいて広く親しまれています。
  • ゼラニウムの香料は、ゼラニウムの葉水蒸気蒸留法を用いて抽出されます。抽出率は0.1~0.3%と高くありませんが、たくさん採れる葉からの抽出なので比較的香料も採りやすいと考えられます。
  • ゼラニウムは、バラの花によく似た香りを持っています。上品なフローラルの香りからたくさんの調合香料の原料として利用されています。
  • ゼラニウムの香りは、シトロネロールゲラニオールという化合物が主となって作られています。バラの香料にも同じ成分が似た比率で含まれているので同じような香りになるというのは必然といえますね。
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