ヒヤシンスとは?香りや成分について解説!

ヒヤシンスとは?香りや成分などもまとめて解説香料
香料

球根から育ち綺麗な花をつける観葉植物、ヒヤシンス。

小さく鮮やかで良い香りを放つ花をつける観葉植物、ヒヤシンス。花のイメージがなくてもヒヤシンスという名前は聞いたことある方がほとんどではないでしょうか?

そんなヒヤシンスですが、一体何者なのでしょうか?

  • そもそもヒヤシンスってどんな植物?
  • どうやってヒヤシンスから香料を抽出するの?
  • ヒヤシンスの香料ってどんなもの?
  • ヒヤシンスの香りを作る成分って?
モーリー
モーリー

ヒヤシンスについて解説していきます!

ヒヤシンスとは

まずは、ヒヤシンスのプロフィールについて見ていきましょう。

ヒヤシンス

分類:ヒアシンス科キジカクシ属
産地:フランス、オランダ
香料の由来:花
用途:高級調合香料、香水など

ヒヤシンスは、ヒアシンス科に属する草花です。しかし、この科が出来たのはつい最近で、それまではユリ科に属する植物でした。

数年にわたって枯れずに育つ多年草で、15~25cmほどの草丈にまで成長します。そして、3~4月に1~2cmの白・青紫・ピンクなど色とりどりの花を咲かせます。

育てやすさとかわいらしい見た目から観葉植物として古くから愛されており、様々な品種が作り出されています。

ヒヤシンスという名前は、ギリシャ神話の登場人物・ヒュアキントスに由来しています。作中、ヒュアキントスの流した血から花が咲いたことから付けられたとされています。

ヒヤシンスの香料

 抽出法

ヒヤシンスの花

ヒヤシンスの香料は、ヒヤシンスの花溶剤抽出法を用いることで抽出されています。

まず、ヒヤシンスの花を溶剤に漬け込み、香り成分を溶剤に移します。その後、溶剤のみを揮発させ乾かした残留物をコンクリートと呼び、ヒヤシンスの花100gからおよそ0.2gのコンクリートが得られます。

しかし、ヒヤシンスの香料は調合香料で簡単に再現できるようになったので、現在では天然香料の抽出はほとんど行われていません

 香料の特徴

ヒヤシンスの香料は、爽やかな新緑のような香りとフローラルな甘い香りを併せ持香りを持ちます。

ヒヤシンスの持つフローラルな香りは、昔の分類でユリ科に属していたのも納得できる濃厚な甘い香りを持っています。

調合香料としてのヒヤシンスの香料は、配合される成分によっていくつかの種類に分けることができます。

ヒヤシンスの香りからイメージを膨らませて作られた香水には傑作とされるものが多く、ディオールのディオリッシモやギラロッシュのフィジーなどがあります。

香りを作る成分

ヒヤシンスの香りは、フェニルアセトアルデヒドシンナミルアルコールという化合物などから作られています。

フェニルアセトアルデヒド・シンナミルアルコール

フェニルアセトアルデヒドは別名・ヒヤシンスアルデヒドと呼ばれ、ヒヤシンスの香りを作る重要な成分となっています。

しかし、フェニルアセトアルデヒドは熱や光などによって容易に分解してしまいます。なので、人工的にヒヤシンスの香料を調合するときは、代わりにフェネチルアルコールという構造が類似した化合物などを代わりに使います。

まとめ

  • ヒヤシンスは、ヒアシンス科に分類される草花です。育てやすさとかわいらしい見た目から古くより観葉植物として愛されてきました。
  • ヒアシンスの香料は、ヒアシンスの花溶剤抽出法を用いて抽出されています。しかし、調合香料で簡単に再現可能となったため、現在では天然香料の抽出はほとんど行われていません。
  • ヒヤシンスの香料は、爽やかな新緑のような香りとフローラルな甘い香りを併せ持つ香りを持っています。ヒヤシンスベースの香水には、ディオリッシモやフィジーとった傑作が存在します。
  • ヒヤシンスの香りは、フェニルアセトアルデヒドシンナミルアルコールという化合物などから作られています。中でもフェニルアセトアルデヒドは、別名・ヒヤシンスアルデヒドと呼ばれるほどヒヤシンスの香りを作るのに重要な成分となっています。
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