ライラックとは?香りや成分について解説!

ライラックとは?香りや成分などもまとめて解説香料
香料

4大フローラルの1つ。ライラック。

フローラルベースの香水などに広く利用されている、ライラック。香りを調べるときに見かけることも多いですよね。

そんなライラックですが、一体何者なのでしょう?

  • そもそもライラックってなに?
  • ライラックの香料はどのように作られているの?
  • ライラックの香料ってどんな香り?
  • ライラックの香りを作る化合物って?
モーリー
モーリー

ライラックについて解説していきます!

ライラックとは

まずは、ライラックのプロフィールについて見ていきましょう。

ライラック

分類:モクセイ科ハシドイ属
産地:ヨーロッパ
香料の由来:花
用途:香水など

ライラックとは、モクセイ科に属する植物です。リラという呼び方の方がメジャーではないでしょうか?

決まった時期に葉を落とす落葉樹の一種で、1~3mほどにまで成長します。そして、4~5月に紫や白など色とりどりの花を咲かせます。

耐寒性が高いことと開花時期が長いことから、日本でも北海道などの冷涼な地域では庭木として広く親しまれています。

特に札幌市では、初夏の訪れを告げるお祭りとしてライラック祭りというイベントが行われるようです。

ライラックという名前は、ペルシャ語で青色を意味するlilakから付けられています。ライラックで最もメジャーな花色の薄紫から付けられたと考えられています。

ライラックの香料

 抽出法

ライラックの香料は、複数の香料を調合して作られています。

一般的な抽出法である水蒸気蒸留法などを用いると、ライラックの生花とは少し違った香りの香料となってしまいます。

一方、有機溶媒を使用した抽出法では、生花に近い香りの香料が抽出できますが、ごく少量の香料しか抽出できないため現在ではほとんど利用されていません。

なのでライラックの香料は、調香師がいくつかの天然香料・合成香料を組み合わせ、ライラックの花の香りを再現したものが使われています。

 香料の特徴

ライラックの香料

ライラックの香料は、上品でさっぱりした甘い香りを持っています。

ジャスミンに似た香りとされますが、どちらかというとミュゲに近い石鹸や洗剤のような香りに感じます。

香料業界ではローズ・ジャスミン・ミュゲの3大フローラルに次ぐ花と評されており、4大フローラルと表現する人もいるくらい香水などの香粧品に広く利用されています。

香りを作る化合物

ライラックの香りは、ヒドロキシシトロネラールフェネチルアルコールなどの化合物から作られています。

ヒドロキシシトロネラール・フェネチルアルコール・テルピネオール

この2つの化合物はミュゲの香りと共通しており、香りの雰囲気もよく似ています。

そこにテルピネオールなどいくつかの化合物を加えることでライラックの特徴的な香りを再現しています。

まとめ

  • ライラックとは、モクセイ科に属する植物です。リラという別名を持ち、日本でも冷涼な地域では庭木として親しまれています。
  • ライラックの香料は、複数の香料を調合して作られています。生花から抽出された香料は花本来の香りとは違った香りを持つため、いくつかの香料を組み合わせて再現されたものが利用されています。
  • ライラックの香料は、上品でさっぱりした甘い香りを持っています。香料業界において、4大フローラルと評されるほど幅広く利用される香料です。
  • ライラックの香りは、ヒドロキシシトロネラールフェネチルアルコールなどの化合物から作られています。テルピネオールなどによってライラック特有の香りを再現しています。
タイトルとURLをコピーしました