マンダリンとは?香りや成分について解説!

マンダリンとは?香りや成分などもまとめて解説香料
香料

オレンジに似た柑橘類、マンダリン。

柑橘類の1種、マンダリン。マンダリンの使われたリキュールなどを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなマンダリンですが、一体何者なのでしょうか?

  • そもそもマンダリンってなに?
  • どうやってマンダリンから香料を抽出するの?
  • マンダリンの香料ってどんなもの?
  • マンダリンの香りを作る化合物って?
モーリー
モーリー

マンダリンについて解説していきます!

マンダリンとは

まずはマンダリンのプロフィールについて見ていきましょう。

マンダリン

分類:ミカン科ミカン属
産地:イタリアシチリア島など
香料の由来:果実の皮
用途:飲料やキャンディーなどのフレーバー、調合香料

マンダリンとは、ミカン科の樹木です。マンダリンオレンジとも呼ばれており、オレンジと外見もそっくりです。

1年を通して幹や枝に葉をつける常緑樹で、樹高は4mほどにまで育ちます。6月に白い花をつけ、オレンジによく似た果実を付けます。

その果実は、他の柑橘類と比べて酸味が弱く糖度が高い上に皮が薄くむきやすいため、食用として利用されています。

その果皮は香料の抽出だけでなく、血圧降下や健胃といった効果を持つ「陳皮」という漢方としても利用されています。

マンダリンという名前は、ポルトガル語の「高級官僚」を意味するMandarimという言葉からつけられています。中国の官僚が主君に忠誠のしるしとしてマンダリンを送ったことが由来と考えられています。

マンダリンの香料

 抽出法

マンダリンの香料は、マンダリンの果実の皮圧搾法を用いることで抽出されています。

マンダリンの果皮100gに対してマンダリンの香料は0.3~0.85gほど抽出することが出来ます。天然香料の中では平均的な抽出率となっています。

 香料の特徴

マンダリンの香料

マンダリンの香料は、オレンジよりも繊細で濃厚な甘い香りを持っています。

オレンジやグレープフルーツの刺激の強い柑橘の香気よりも、甘めで穏やかな香りを持つので子どものアロマテラピーに好んで利用されています。

マンダリンの香りにはリラックス効果があると考えられており、緊張状態をほぐしたいときやリラックスしたいときによいとされています。

香りを作る化合物

マンダリンの香りは、リモネンテルピネンという化合物などから作られています。

リモネン・テルピネン

マンダリンの香料の70%をリモネンが、20%をテルピネンが占めています。あわせて90%、ほとんどがこの2つの成分から成り立っています。

オレンジに似た香りと評されるだけあって、マンダリンの香りを作る化合物はオレンジの香りを作る化合物と似通っています。

しかし、オレンジの香料はリモネンが95%を占めており、残りの成分比も違ってきます。この違いこそがマンダリンとオレンジとの香りの違いを作っている原因なのです。

まとめ

  • マンダリンとは、ミカン科の樹木です。香料の抽出だけではなく、果実は食用に果皮は漢方としても利用されています。
  • マンダリンの香料は、マンダリンの果皮圧搾法を用いて抽出されています。抽出率は0.3~0.85%で、天然香料の中では平均的な抽出率を持っています。
  • マンダリンの香料は、オレンジよりも繊細で濃厚な甘い香りを持っています。他の柑橘類よりも刺激の少ない甘い香りを持つため、子供のアロマテラピーに利用されています。
  • マンダリンの香りは、リモネンテルピネンという化合物などから作られています。他の柑橘類と同じ化合物ですが、含まれる比率が違うため特徴のある香りとなっています。
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