マジョラムとは?香りや成分についてまとめて解説!

マジョラムとは?香りや成分などもまとめて解説香料
香料

爽やかな香りを持つハーブ、マジョラム。

ハーブの1つ、マジョラム。あまり知名度はありませんが、オーデコロンから肉の風味付けにまで、幅広く使われています。

そんなマジョラムですが、一体何者なのでしょうか?

  • そもそもマジョラムってなに?
  • どうやってマジョラムから香料を抽出するの?
  • マジョラムの香料ってどんなもの?
  • マジョラムの香りを作る化合物って?
モーリー
モーリー

マジョラムについて解説していきます!

マジョラムとは

まずは、マジョラムのプロフィールについて見ていきましょう。

マジョラム

分類:シソ科ハナハッカ属
産地:フランス、ドイツ、スペインなど
香料の由来:葉
用途:香水、肉料理の風味付け

マジョラムは、シソ科に分類される草本です。香料によく利用されるシソ科の植物の一つです。

数年にわたって枯れずに育つ多年草で、30cmほどにまで成長し、7月頃に小さな白色の花を咲かせます。

マジョラムという名前の語源についてはいくつかの説があり、ラテン語で「より大きい」を意味するメジャーから「生命を長く伸ばす」という意味を由来とする説が代表的です。

生命を長く伸ばすということからわかる通り、マジョラムには血流促進や鎮静をはじめたくさんの効果を持つとされ、古代ギリシアの時代から栽培されていました。

風味良い香りとわずかな苦みを持つことから、ホップが普及するまではマジョラムがビールの風味付けに使われていました。

マジョラムの香料

 抽出法

マジョラムの香料は、マジョラムの葉水蒸気蒸留法を使うことで抽出されています。

抽出には乾燥させた葉が利用され、乾燥葉100gに対して香料は0.4~2%ほど採ることができますが、産地によって抽出率はばらつきがあります。

 香料の特徴

マジョラムの香料

マジョラムの香料は、スパイシーで温かみのある香りを持っています。……香りを文字にして伝えるのって本当に難しいですね。

もう少し分かりやすく伝えると、メンソレータム軟膏の香りに似たローズマリーの香りから、スッキリとした清涼感のある部分を少し抑えて、甘い風味を足したような香りです。

マジョラムの香料には、心理的・身体的なこわばりをほぐす効果があると考えられており、ストレスによる肩こりや腰痛などの症状を和らげてくれるといわれています。

香りを作る化合物

マジョラムの香りは、テルピネン-4-オールテルピネンという化合物などから作られています。

テルピネン-4-オール・テルピネン

なんとマジョラムの香りの20~50%はテルピネン-4-オール、10~20%はテルピネンが作っています。

しかし、残りの数%のうちに柑橘類の香りを作るリモネンや花の香りを作るリナロールといった化合物を含むため、マジョラムの香りは深みのある香りとなっています。

まとめ

  • マジョラムとは、シソ科に分類される草本です。健康にいい効果をたくさんもつことから、古代ギリシャから栽培がはじめられました。
  • マジョラムの香料は、マジョラムの乾燥させた葉水蒸気蒸留法を用いて抽出されています。抽出率は0.4~2%ほどと産地によってばらつきがあります。
  • マジョラムの香料は、スパイシーで温かみのある香りを持っています。言い換えるとローズマリーの香りから、スッキリとした清涼感を少し抑えて甘い風味を加えたような香りです。
  • マジョラムの香りは、テルピネン-4-オールテルピネンなどの化合物から作られています。香りのほとんどがこの2つの化合物から作られていますが、リモネン・リナロールも少量含んでいるため深みのある香りになっています。
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