パチュリとは?香りや成分について解説!

パチュリとは?香りや成分などもまとめて解説香料
香料

古くから香水に利用される、パチュリ。

香水のラストノートによく使われる、パチュリの香り。しかし、香水についてあまり知らない方は聞いたこともない名前なのではないでしょうか。

そんなパチュリとは、一体何者なのでしょう?

  • そもそもパチュリってなに?
  • どうやってパチュリから香料を抽出するの?
  • パチュリの香料ってどんなもの?
  • パチュリの香りを作る成分って?
モーリー
モーリー

パチュリについて解説していきます!

パチュリとは

まずは、パチュリのプロフィールについて見ていきましょう。

パチュリ

分類:シソ科ミズトラノオ属
産地:インドネシア、フィリピン
香料の由来:葉
用途:香水、薫香など

パチュリの正体は、シソ科に含まれる草本です。香料に利用される植物にはシソ科の植物が多い印象です。

数年にわたって枯れずに育つ多年草で、その草丈は1mほどにまで成長します。茎や葉には小さい毛が生えており、こすると強い香りを放ちます。

パチュリという名前は、パチュリの原産地であるインドで話されるタミル語で「緑の葉」を意味する「パッチャイ・イライ」という言葉から付けられています。

古くからパチョリの葉の放つ強い香りは虫よけの効果があることが知られており、インドのカシミール地方では衣類の虫よけとしてパチュリの葉が利用されているそうです。

パチュリの香料

 抽出法

パチュリの香料は、パチュリの葉水蒸気蒸留法を用いて抽出されています。

香料の抽出には乾燥させた葉が使われ、葉100gに対してパチュリの香料は3~6gほど抽出することが出来ます。

天然香料の中では優れた抽出率で香料を抽出することが出来るのもパチュリの特徴の1つです。

 香料の特徴

パチュリの香料

パチュリの香料は、スモーキーな要素のある土っぽい香りを持っています。シソ科のスッキリした香りと土っぽい香りが合わさったような香りです。

クリアな薄緑や薄黄色が多い天然香料の中で、パチュリの香料は画像のように暗褐色という特徴的な色をしています。

パチュリの香料は揮発しにくく長い間香りを放つため、香水のラストノートによく使われています。

皮膚の炎症を抑える効果もあると考えられており、肌に使われることもあるそうです。

香りを作る成分

パチュリの香りは、パチュリアルコールノルパチュレノールという化合物などから作られています。

パチュリアルコール・ノルパチュレノール

聞いただけでパチュリに含まれる成分と分かるいい名前ですよね。分かりやすいのはいいことです。

トップノートに使われるシトラスの香りなどを作る化合物と比べて、パチュリの香りを作る化合物は大きな構造を持っています。

構造が大きいということは重量も重く揮発しにくいということで、この性質によってパチュリの香料は揮発しにくく香水のラストノートによく使われるわけなのです。

まとめ

  • パチュリは、シソ科に分類される草本です。パチュリの葉・茎をこすると強い香りを放ちます。その香りは虫を遠ざけることからインドでは衣類の虫よけに葉が使われています。
  • パチュリの香料は、パチュリの葉水蒸気蒸留法を用いて抽出されます。3~6%と優れた抽出率を持っています。
  • パチュリの香料は、スモーキーな要素のある土っぽい香りを持っています。その香料は暗褐色という特徴的な色味を持っており、香水のラストノートによく使われています。
  • パチュリの香りは、パチュリアルコールノルパチュレノールという化合物などから作られています。これらの化合物は大きく重い構造を持っているため揮発しにくく、長い間香りを放ち続けます。

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