PM2.5とは?健康影響や対策などについて解説!

PM2.5とは?健康影響や対策などもまとめて解説薬剤師
薬剤師

大気汚染物質、PM2.5。

天気予報などで聞くことのあるPM2.5。一昔前は話題に上がることがありましたが、最近聞くことが減ってきましたよね。

そんなPM2.5ですが、一体何者なのでしょう?

  • そもそもPM2.5ってなに?
  • 身体にどんな影響があるの?
  • どうやって発生するの?
  • 影響を防ぐ方法は?
モーリー
モーリー

PM2.5について解説していきます!

PM2.5とは

PM2.5

PM2.5とは、簡単に言うと空気中に浮遊する大気汚染物質です。とても小さな粒子で、微小粒子状物質とも呼ばれます。

その大きさはなんと2.5μm(マイクロメートル)ほど。PM2.5の2.5は粒子の大きさからついているわけですね。厳密にいえば少し違うのですが、おおよそこれくらいの大きさの粒子です。

いや2.5μmってどれくらいの大きさよ?

2.5μmというのは、1mmの 400分の1 という小ささです。肉眼で見ることは出来ませんが、濃度が高くなると霧のように見晴らしが悪くなることがあります。

身体への影響

PM2.5は、

  • 気管支喘息
  • アレルギー性鼻炎
  • 肺がん

などの呼吸器への影響が大きいと考えられています。

先ほど説明したように、PM2.5は非常に小さい粒子です。なので、ヒトが呼吸をするときにPM2.5を吸い込んでしまうと、肺の最奥部・肺胞にまで到達してしまいます。

肺胞

鼻や口の粘膜とは違い、肺胞というものは汚染や破壊を受けてしまうと再生しないという特徴があります。

なので、PM2.5が肺胞にダメージを与えると少しずつそれが積み重なっていくわけです。

そのダメージが継続して積み重なっていくと、上記のような呼吸器の疾患を引き起こすリスクとなってしまうのです。

発生源

PM2.5の発生源は、直接的なものとして車のディーゼルエンジンや工場、間接的なものとして溶剤や塗料などがあげられます。

PM2.5が直接発生する場合は、ディーゼルエンジンや工場で燃料が燃やされることで発生します。燃料が高い温度で酸化反応を受けることで、非常に小さい粒子が発生してしまうのです。

間接的に発生する場合は、溶剤や塗料に含まれる揮発性の有機化合物が空気中で反応して小さい粒子が発生します。

影響を防ぐ方法

空気清浄機

PM2.5の影響を防ぐ方法は、

  • 空気清浄機を使う
  • PM2.5濃度が高い日は外出を避け、換気は必要最低限にする
  • 高性能のマスクを使用する

このようなものがあります。

1つ目は、空気清浄機によって室内のPM2.5を除去する方法です。他の大気汚染物質も除去できるため、筆者的にオススメできる方法です。

2つ目は、PM2.5と触れ合わない予防策ですね。外出が必要な際でも、なるべく外にいる時間を減らすとより安心です。

3つ目は、PM2.5を吸い込まない予防策です。こちらの予防策では、N95マスクなどの高性能なマスクを使うことになるのでコストがかかるのと、そのマスクを正しく使わないと効果が薄くなるというデメリットがあります。

 実際のところ対策は必要?

実際のところ、常日頃からPM2.5の対策をする必要はないと筆者は考えています。

空気中のPM2.5の濃度には、ヒトの健康を保護する上で維持することが望ましいとされる基準値が設定されています。

現在の日本におけるPM2.5の環境基準達成率は93%以上という高い数値を誇っており、年々達成率は上昇してきています。

PM2.5の濃度を表示してくれる「そらまめくん」というHPで、記事作成日の日本を見てみると、

今日のPM2.5濃度

濃度が高くなりやすいとされる関東・近畿地方でも、最小濃度の部位がほとんどを占めています。

強いて言うなら、PM2.5の濃度は冬から春にかけて上昇する傾向があるので、天気予報などで注意を促される時だけはなんらかの対策をしてもいいのではないかと思います。

まとめ

  • PM2.5とは、空気中に浮遊する大気汚染物質の1つです。その大きさは1mmの 400分の1 という非常に小さいもので、微小粒子状物質とも呼ばれています。
  • 空気中のPM2.5を吸い込んでしまうと、呼吸器への影響があるとされています。気管支喘息・アレルギー性鼻炎・肺がんといった疾患へのリスクとなると考えられています。
  • PM2.5の発生源は、車のディーゼルエンジン工場溶剤塗料があげられます。燃料が燃やされれたり、揮発性の有機化合物が空気中で化学反応を起こすことでPM2.5が発生します。
  • PM2.5の身体への影響を防ぐ手段は、空気清浄機を使うことPM2.5濃度が高い日は外出を避けることなどがあります。しかし、現在の日本ではPM2.5の濃度が人の健康に影響を及ぼすとされる数値まで上昇することは少ないので、対策の重要性は低いと筆者は考えています。
タイトルとURLをコピーしました