ローズマリーとは?香りや成分までまとめて解説

ローズマリーとは?香りや成分などもまとめて解説香料
香料

料理で使われるハーブ、ローズマリー。

メジャーなハーブの1つ、ローズマリー。ムニエルや煮込み料理などの風味付けとしてよく使われているのでご存じの方がほとんどではないでしょうか。

そんなローズマリーですが、香料としてはどのように使われているのでしょうか?

  • そもそもローズマリーってなに?
  • どうやってローズマリーから香料を抽出するの?
  • ローズマリーの香料ってどんなもの?
  • ローズマリーの香りを作る化合物って?
モーリー
モーリー

ローズマリーについて解説していきます!

ローズマリーとは

まずは、ローズマリーのプロフィールを見ていきましょう。

ローズマリー
ローズマリー

分類:シソ科マンネンロウ属
産地:地中海周辺
香料の由来:葉・花
用途:シプレータイプの調合香料、コロンなど

ローズマリーはシソ科に属する植物です。後述するローズマリーの香りのようなスッとする香りを持つ植物はシソ科に分類される植物が多くを占めています。

かわいらしい見た目から日本でも観葉植物として親しまれていますが、適切な環境で育てると2m近くまで成長できるビッグになる可能性を秘めた植物です。

ローズマリーという名前は、ラテン語で「海のしずく」を意味するロスマリヌスという言葉から付けられています。

なぜ海のしずくが由来なのかというと、ローズマリーは夏になると上の画像のように小さな青い花を咲かせ、これがしずくのように見えるからです。素敵なネーミングですよね。

ローズマリーの香料

 抽出法

ローズマリーの香料は、ローズマリーの花・葉水蒸気蒸留法を使うことで抽出されています。

多くの植物は花か葉のどちらかのみを使って抽出を行うのですが、ローズマリーは珍しく花と葉の両方を使って香料を抽出します。

 香料の特徴

ローズマリーの香料

ローズマリーの香料は、目が覚めるようなすっきりとした香りを持っています。単刀直入に言うと、メンソレータム軟膏の匂いです。

古くからローズマリーには、炎症を止めたり消化を促進したりする効果があると考えられ薬として使われたり、強力な抗酸化力から料理にも使われています。

素晴らしい効果をたくさん持つ反面、喜ばしくない効果も持っています。に塗るとアレルギーや光線過敏などによって炎症を起こしてしまったり、月経や子宮運動を促進するため妊婦への使用は避けるべきとされています。

とはいえ、香料程度の用量では問題ないと考えられているので、あまり神経質になりすぎず気になるようなら避ける程度でもいいのではないかと筆者は思います……。

香りを作る化合物

ローズマリーの香りはシネオールカンファーベルべノンという化合物などから作られています。

シネオール・カンファー・ベルベノン

この3つのうちどの成分を多く含んでいるかによって、

・シネオールタイプ
  → スッキリした爽やかな香り
・カンファータイプ
  → 力強いシャープな香り
・ベルべノンタイプ
  → ハーブらしいフレッシュな香り

3つに分類することが出来ます。ちなみにローズマリーの香料として一般的なものはシネオールとされています。

さらに、ロスマリン酸というローズマリーから発見されたポリフェノールも含んでいます。由来が分かりやすい化合物はどんな性質を持っているか想像しやすくていいですよね。

まとめ

  • ローズマリーは、シソ科に含まれる樹木です。風味付けなどの目的で料理に使われる有名なハーブです。
  • ローズマリーの香料は、ローズマリーの花・葉に水蒸気蒸留法を用いて抽出されます。花と葉の両方を用いて抽出を行う珍しい植物なのです。
  • ローズマリーは、目が覚めるようなすっきりとした香りを持っており、抗炎症作用をはじめ様々な効果を持つとされています。
  • ローズマリーの香りは、シネオール・カンファー・ベルベノンという化合物が主となって作られています。これらの配合量によってローズマリーの香料は3種類に分類することが出来ます。
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