セージとは?香りや成分についてまとめて解説!

セージとは?香りや成分などもまとめて解説香料
香料

肉料理によく使われるハーブ、セージ。

有名なハーブのひとつ、セージ。肉の臭み消しからハーブティーまで香草として広く使われています。

そんなセージですが、香料としてはどのように使われているのでしょう?

  • そもそもセージってなに?
  • どうやってセージから香料を抽出するの?
  • セージの香料ってどんなもの?
  • セージの香りを作る成分って?
モーリー
モーリー

セージについて解説していきます!

セージとは

まずはセージのプロフィールを見ていきましょう。

セージ

分類:シソ科サルビア属
産地:地中海沿岸、北アフリカ
香料の由来:葉
用途:食品のフレーバー、調合香料の原料

セージは、シソ科に分類される草本です。同じく料理によく使われるローズマリーもシソ科に分類されています。

数年にわたって枯れずに育つ多年草で、50~70cmほどにまで成長します。そして5月ごろに薄紫や白色の綺麗な花を咲かせます。

セージという名前は、ラテン語で「救う」を意味するサルバーレという言葉から付けられています。

すごい言葉が由来になっているセージですが、実は香りだけではなく人体にとって嬉しい効果をたくさん持っていて古代ギリシアの時代からメディカルハーブとして利用されていたのです。

その効果は「セージを植えた家には死人が出ない」なんていわれるほど。スゴいハーブだ!

セージの香料

 抽出法

セージの香料は、セージの葉水蒸気蒸留法を使うことで抽出されています。

抽出には乾燥させた葉を使い、葉100gに対して香料は0.7~2.5gほど採ることができます。天然香料の中では平均的な抽出率となっています。

 香料の特徴

セージの香料

セージの香料は、ショウノウに似たスッキリとした香りを持っています。シソ科の植物によくあるスッとした香りですね。

ショウノウというのは、クスノキという植物から採れる香料なのです。分かりやすく言うと防虫剤の香りなのですが……ちょっとイメージが付きにくいかもしれませんね。

古くからセージには、強い抗酸化作用や抗炎症作用があると考えられており、メディカルハーブとして口内炎から風邪にまで幅広く利用されていたようです。

現在セージの香料は、どちらかというと食品に使うフレーバーとしてよく使われています。加工肉の風味付けやハーブティーでスッキリとした香りを使って私たちの舌を楽しませてくれているのです。

香りを作る化合物

セージの香りは、カンファールテオリンという化合物などから作られています。

カンファー・ツジョン

ショウノウの香りに似ていると紹介しましたが、セージの香りを作る化合物の1つ、カンファーこそがショウノウの香りを作る化合物なのです。香りが似ているのも当然の帰結というわけですね。

このカンファー、皮膚に塗るときは清涼感がありスッとして心地いいのですが、飲み込むと有毒なのです。精神錯乱や神経・筋肉の障害といった怖い作用が挙げられています……。

とまあ怖い作用を紹介したわけですが、このような症状は香料としてセージの葉から抽出した精油をゴクゴク飲むくらいしないとあらわれることはありません。

セージを料理でハーブとして使う程度の量ではまずあらわれることはありませんのでご安心してくださいね。

まとめ

  • セージは、シソ科に分類される草本です。様々な効能を持ち、古代ギリシアの時代からメディカルハーブとして広く利用されていました。
  • セージの香料は、セージの葉水蒸気蒸留法を用いて抽出されます。抽出には乾燥させた葉を使い、抽出率は0.7~2.5%と平均的な値となっています。
  • セージは、ショウノウに似たスッキリとした香りを持っています。肉の匂い消しからハーブティーまで、食品のフレーバーとして親しまれています。
  • セージの香りは、カンファールテオリンという化合物が主となって作られています。カンファーは飲み込むと毒性がありますが、食用のハーブとして利用する程度の量では問題はありません。
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