サンダルウッドとは?香りや成分もまとめて解説

香料
香料

ウッディベースを作る香りの一つ、サンダルウッド。

最近流行のウッディベースの香り。爽やかで落ち着く香りですよね。サンダルウッドはウッディベースを構成する香りの一つです。

そんなサンダルウッドですが、一体どのようなものなのでしょう?

  • そもそもサンダルウッドってなに?
  • どうやってサンダルウッドから香りを抽出するの?
  • サンダルウッドの香料ってどんなもの?
  • サンダルウッドの香りを作る化合物って?
モーリー
モーリー

サンダルウッドについて解説していきます!

サンダルウッドとは

まずはサンダルウッドのプロフィールを見ていきましょう。

サンダルウッド
サンダルウッド

分類:ビャクダン科ビャクダン属
産地:インド
香料の由来:心材 (木の幹)
用途:線香、化粧品、石鹸など

サンダルウッドは和名では白檀(ビャクダン)と呼ばれています。こちらの名前を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか?

主な産地のインドでは「涼を呼ぶ木」と呼ばれ、寺院の建材として古くから使われていました。加工のしやすい木からいい香りがするので扇子などにも使われることがあります。

白檀は半寄生植物という分類の植物で、ある程度育ったあと違う木の根に吸盤を使って寄生して大きく成長していきます。

そして木には雄株雌株があって栽培が困難な上に大きな需要があるので年々入手が困難になっていて、現在はインド政府によって厳しい規制がかけられています。

サンダルウッドの香料

 抽出法

サンダルウッドの香料は、白檀の心材水蒸気蒸留法を使うことで抽出されています。

このとき採れる香料は4.5%~6.3%ほど、つまり白檀の心材100gにつきサンダルウッドの香料は4.5g~6.3%です。とても少なく感じますが……実は天然香料の中ではとても優れた抽出率なのです。

 香料の特徴について

サンダルウッドの香料は爽やかな甘い香りを持っています。The・香木って感じの香りです。

サンダルウッドの香りは怒りや執着心にとらわれず、閉ざされた心を開放する力があると古くから信じられています。寺院の建材が放つ香りとしては優れた効果と考えられますよね。

化粧品などの皮膚に使う物品にもよく使われているサンダルウッドの香料ですが、アレルギーを起こしやすいという注意を要する特徴も持っています。

香りを作る化合物

サンダルウッドの香りはサンタロールサンタレンという化合物が主となって作られています。

サンタロール・サンタレン
サンタロール、サンタレン

サンタロールには、殺菌・利尿作用があるので膀胱炎などに使われることもあります。また、肌にうるおいを与える効果もあるので化粧品としても使われることがあります。

いい香りで身体にも嬉しい効果を持っている……素晴らしい香料なのです。

まとめ

  • サンダルウッドはビャクダン科に含まれる樹木です。古くからインドで寺院の建材などとして用いられていました。しかし、栽培の困難さや多くの需要から入手が困難になり、現在では厳しい規制がかけられています。
  • サンダルウッドの香料は、白檀の心材水蒸気蒸留法を用いて抽出されます。抽出率は4.5~6.3%と天然香料の中では優れた数値となっています。
  • サンダルウッドは爽やかな甘い香りを持っており、閉ざされた心を開放する力があると古くから信じられています。
  • サンダルウッドの香りは、サンタロールサンタレンという化合物から作られています。サンタロールには殺菌作用や利尿効果があり膀胱炎などに使われることもあります。
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