ベチバーとは?香りや成分もまとめて解説

ベチバーとは?香りや成分などもまとめて解説香料
香料

代表的な香水のベースノート、ベチバー。

香水のベースノートとして見かけることのあるベチバーの香り。初めて聞いたという方もいれば、ベチバーの使用された香水をお使いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんなベチバーですが、一体何者なのでしょう?

  • そもそもベチバーってなに?
  • どうやってベチバーの香料を抽出するの?
  • ベチバーの香料ってどんなもの?
  • ベチバーの香りを作る成分って?
モーリー
モーリー

ベチバーについて解説していきます!

ベチバーとは

まずはベチバーのプロフィールを見ていきましょう。

ベチバー
ベチバー

分類:イネ科オキナワミチシバ属
産地:インド、ジャワなど
香料の由来:ひげ根
用途:香水、幅広い調合香料の構成成分

ベチバーの正体はイネ科の草本です。見てみると確かにイネっぽい見た目をしてますよね。

イネっぽい草なのですが、草の高さは2~3mまで成長し、そのための栄養を吸収する根も地下深くまで伸びるというサイズの大きい植物です。この特徴を活かして畑やあぜ道の土留めとして利用されています。

ベチバーの名前は、インドで使われるタミル語の「まさかりで刈る」を意味するベチバーから付けられました。

香料の原料となるベチバーの根を粉末状にして袋に詰めたサシェは、古くから芳香剤や防虫剤として使われていたようです。

ベチバーの香料

 抽出法

ベチバーの香料は、ベチバーのひげ根水蒸気蒸留法を用いて抽出されています。

ベチバーのひげ根を乾かしたものから抽出を行うと、根100gに対して1.5~3gほどの香料が得られます。

 香料の特徴

ベチバーの香料

ベチバーの香料は、土臭くスモーキーな中に甘さもある香りを持っています。土の匂いのするウッディな香りです。

高級感のあるウッディな香りを持つため、香水のベースノートとして広く用いられています。代表的なものではシャネルのNo.5という香水のベースノートにベチバーの香料が処方されています。シャネルですよシャネル!

ベチバーの香りは、気分が散漫になるのを抑制し精神安定をもたらすと考えられています。なので、気分が落ち着かない時などに芳香浴やオイルマッサージに使われることもあるようです。

香りを作る成分

ベチバーの香りは、クシモール、ベチベロール、ベチボンという化合物が主となって作られています。

クシモール・ベチボン
クシモール・ベチボン

ベチベロールとベチボンに関しては、ベチバーの香料として分かりやすい名前の化合物ですよね。

これらの化合物が組み合わさってベチバーの持つ高級感あふれる土っぽいスモーキーな香りを作り出しているのです。

まとめ

  • ベチバーは、イネ科に含まれる草本です。地下深くまで根を張り草も長く成長するので畑などの土留めに利用されています。古くからベチバーの根を使ったサシェは芳香剤・防虫剤として用いられていました。
  • ベチバーの香料は、ベチバーのひげ根水蒸気蒸留法を用いて抽出されます。乾燥させたひげ根が用いられ、抽出率は1.5~3%ほどです。
  • ベチバーの香りは、土臭くスモーキーな中に甘さもある香りとされています。高級感のある香りから、高級ブランドの香水のベースノートに処方されています。
  • ベチバーの香りは、クシモールベチベロールベチボンという化合物が主となって作られています。
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