イランイランとは?香りや成分についてまとめて解説

イランイランとは?香りや成分などもまとめて解説香料
香料

香水でよく見るイランイランの香り。

香水や芳香剤などに含まれているイランイランの香り。ご存じの方は、香り高い高級感のある香りといったイメージをお持ちなのではないでしょうか?

そんなイランイランですが、一体何者なのでしょう?

  • そもそもイランイランってなに?
  • どうやってイランイランから香料を抽出するの?
  • イランイランの香料ってどんなもの?
  • イランイランの香りを作る成分って?
モーリー
モーリー

イランイランについて解説していきます!

イランイランとは

まずはイランイランのプロフィールを見ていきましょう。

イランイランノキ
イランイランノキ

分類:バンレイシ科イランイランノキ属
産地:インドネシア、フィリピン
香料の由来:花
用途:香水、石けん

イランイランの正体はイランイランノキという名前の樹木です。そのまんまのネーミングですよね。

イランイランノキの樹木はおよそ12メートルほどにまで育ち、黄緑色~淡紅色の花を付けます。この花が香料の原料なのです。

イランイランという名前はフィリピンの公用語・タガログ語で「花の中の花」を意味するイランイランから付けられました。後述の香りを作る成分を見るととても納得のいく名前かと思います。

ちなみに産地のインドネシアでは、新婚夫婦のベッドの枕元にイランイランの花をまくというロマンチックで素敵な風習があるそうですよ。

イランイランの香料

 抽出法

イランイランの香料は、イランイランノキの花水蒸気蒸留法を使うことで抽出されています。

イランイランの花は複数回に分けて繰り返し蒸留することで香料が抽出されます。抽出の順に、Extra→No.1→No.2→No.3とグレード分けされています。

Extraには後述のイランイランの香りを作る成分を多く含むため強い香気を持ち、香水などの香粧品に用いられます。一方、No.2以降では、香りを作る成分の量が減り香気が弱くなります。こちらは石鹸などに用いられています。

 香料の特徴

イランイランの香料
イランイランの香料

イランイランの香料はジャスミンを濃厚にしたような甘い香りを持っています。香気の強い甘いフローラルな香りです。

イランイランの香りは緊張や不安を取り除き、幸福感をもたらすと考えられています。さらに、精油のもつ皮脂を調節する作用からオイルマッサージなどにも用いられているようです。

一方で、香気が強いという特徴から高濃度でイランイランの香料を用いると頭痛などの体調不良を起こす可能性があるという注意を要する特徴も持っています。

香りを作る化合物

イランイランの香りは酢酸ベンジルリナロールという化合物が主となって作られています。

リナロール・酢酸ベンジル
リナロール・酢酸ベンジル

ジャスミンの香りを濃厚にしたという表現は的を得ており、この2つの成分はジャスミンをはじめ香料に用いられる花に多く含まれる成分になります。

花の中の花と評されるだけあって、イランイランの香りは花の香りに代表される成分から作られているのです。

まとめ

  • イランイランの正体はイランイランノキという名前の樹木です。花の中の花という意味の単語・イランイランから名前が付けられ、黄緑色~淡紅色の花を付けます。
  • イランイランの香料は、イランイランノキの花水蒸気蒸留法を用いて抽出されます。この抽出は複数回繰り返され、それぞれの持つ香りからグレード分けされます。
  • イランイランの香料は、ジャスミンの香りを濃厚にしたような甘い香りを持っており、不安を取り除き幸福感を与えると考えられています。
  • イランイランの香りは、リナロール酢酸ベンジルという化合物が主となって作られています。花の中の花の名前に違いなく、花の香りに代表される成分を多く含んでいます。

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